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当社の完全電磁式の遮断器は、「国鉄(日本国有鉄道の略)」殿の標準部品に選定されました。 1961年、当社の完全電磁式の「DBシリーズ」は、国鉄殿の規格に掲載されてから、日本全国の国鉄殿の車両の標準部品となりました。 1964年開業の、0系から始まる各新幹線には、DBシリーズを始め、新幹線用特別仕様品等が多数採用されています。 このようにして「新幹線」と「DBシリーズ」の歩みが始まりました。 選定理由は完全電磁式の優れた特徴にあります。 |
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西暦年 |
新幹線の歩み(トピックス) |
車両用遮断器 DBシリーズの歩み |
1961年 | 国鉄殿が鉄道車両配線用遮断器 JRS15135-1を規格化 |
車両配線用遮断器DBシリーズ誕生 国鉄殿の規格にDBシリーズが掲載されました。 |
1964年 | ・0系新幹線 開業 | DBシリーズが0系新幹線に採用されました。 |
1966年 | 国鉄殿が鉄道車両配線用遮断器 :JRS15135-1規格を制定 |
規格制定により、当社のDBシリーズが国鉄殿の標準部品となりました。 |
1967年 | 国鉄殿から仕様図発行 規格外特殊遮断器製作の要請 |
次々に追加される特殊品は、仕様書毎に形式-型番を付けて製作管理しました。 DBシリーズとDB特殊品が新幹線200系及び100系にも順次採用されました。 |
1982年 | ・200系 | |
1985年 | ・100系 | |
1987年 | 国鉄殿が廃止され、改めて株式会社として発足した。 JRS15135-1規格は廃止された。 |
国鉄殿廃止後も、国鉄時代のDBシリーズは必要とされ、その維持の方法として、社内規格への転用を検討しました。 |
1988年 | 当社は社内規格:NK-1033を制定、内容はJRS15135-1を踏襲してDBシリーズを維持継続する事にしました。 この時期から、DBシリーズは国鉄殿専用から鉄道車両の全般用としました。 |
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1992年 | ・300系 ・400系 |
DBシリーズは旧国鉄殿がJR各社となってからも変わらず使用され、新幹線車両には標準品は元より新車系開発や改造の度に新な仕様の要請に応えDBの特殊品も追加、更には漏電遮断器も加わりました。 0系から始まった新幹線はその後100系・200系・300系・400系・500系・700系・800系 ・N700系・N700A ・E1系・E2系・E3系・E4系・E5系・E6系・E7系・W7系・H5系・・・・・・など、 |
1994年 | ・E1系 | |
1997年 | ・500系 ・E2系 ・E3系 ・E4系 |
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1999年 | ・700系 | |
2004年 | ・800系 | |
2007年 | ・N700系 | |
2010年 | ・E6系 | |
2011年 | ・E5系 | |
2013年 | ・N700A | |
2014年 | ・E7系 東海道新幹線開業50周年 東海道新幹線開業50周年を記念して、弊社を含む協力会社の82社が永年の貢献に対して表彰された。 |
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2015年 | ・W7系(予定) | |
2016年 | ・H5系(予定) |
東海道新幹線は、1964年10月1日(昭和39年)に開業し2014年10月1日で50周年を迎えられました。
株式会社日幸電機製作所(代表取締役 大條 文也)は、10月28日に愛知県名古屋市(リニア・鉄道館)で開催された「東海道新幹線50周年感謝状贈呈式」において、東海道新幹線の安全安定輸送に長年貢献したことが評価され、東海旅客鉄道株式会社より感謝状を授与されました。
株式会社日幸電機製作所は、ブレーカの専門メーカとして0系新幹線開業時よりN700A系新幹線に至るまで、各電気回路の安全を守る役割を使命として、時代と共に変化する新幹線車両仕様に適応した製品を開発し、納入してまいりました。その技術が、走行の安全性や空調を含めた快適環境の向上に大きく寄与したことが認められました。
今後も株式会社日幸電機製作所は、ブレーカの専門メーカとしてあらゆるニーズに対応した製品開発を目指し、鉄道車両の安全安定輸送に貢献してまいります。
▼各企業名と代表製品および採用事例の紹介
▼感謝状贈呈式後の集合撮影