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FMサーキットブレーカの過電流引外し装置には、バイメタルなどの熱動要素をもたず、過負荷、短絡のいずれの過電流に対しても同じ電磁引外し素子で応動する、原理的に優れた完全電磁式(Fully Magnetic=Hydraulic Magnetic)を採用しています。
過負荷初期状態
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正常負荷状態
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過電流が継続的に流れると、プランジャは磁力の作用をうけて、プランジャ戻しばね、シリコン油などの制動に抗しながら、極に向って移動を始めます。 | プランジャおよび可動鉄片は、正常の負荷状態において、図に示す位置にあります。 | |
過負荷遮断状態
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短絡遮断状態
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プランジャが極に到達すると磁力が急激に増し、可動鉄片は一気に吸引され回路の遮断が行われます。 | 短絡事故の場合は、一刻も早く回路を遮断しなければなりません。 すなわち、コイルに短絡電流が流れると、強力な磁力が発生し、可動鉄片はプランジャの移動をまたずに、瞬時に吸引されて回路の即時遮断が行われます。 |
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